通夜の進め方
仏式の一般的な通夜の進め方
一般的な通夜は、つぎのように進行します。
- 列席者一同着席
- 僧侶入場、着席
- 読経
- 焼香(縁の深い順に)
- 僧侶法話(ない場合もある)
- 僧侶退出
- 喪主あいさつ
- 通夜ぶるまい
このように、通夜は僧侶の出座によって始まります。焼香をする場合は、喪主から順にひとりずつ祭壇の前に進んで焼香をします。会場がせまくて列席者の移動が困難なときは、その場で香炉を順に回して(回し焼香)することもあります。盆にのせられた香炉を、そのまま自分の前に置いて焼香しますが、盆を置くスペースが無いときは、左手で盆を持って右手で焼香し、次の人に回します。
焼香のしかたは、各宗派により若干異なりますので、事前に確かめておいたほうがいいでしょう。
僧侶が退出すれば喪主はあいさつ
僧侶が退出しましたら、喪主は列席者にあいさつをします。あいさつは、供物、供花、香典に対するお礼、故人の生前のご交誼に対するお礼、列席していただいたことへのお礼などを手短に述べ、通夜ぶるまいの案内をして終ります。
喪主はひとりひとりに返礼を
通夜が終わっても、遅れて駆けつける人がいます。遺族、とくに喪主は、こうした弔問に対しても、霊前でていねいに返礼するのが礼儀です。
お悔やみのあいさつをいただいたときは「お忙しい中をお運びいただき、故人も感謝申し上げていることと存じます」といったあいさつを、座ったままでお返しをします。和室で通夜が行われる場合、移動は立ち上がらずに、膝をついたままで進退するのが礼儀です。座ったままかかとを上げ、手を膝につけ、膝を交互に出し進退します。
お葬式便利辞典 目次
神戸祭典から、
みなさまへのお約束
- 明確なお見積りを、事前に提示いたします。
- お客様の意図しない追加料金が発生することはございません。
- 追加で費用が発生する場合は、必ず事前にご確認いただいております。